まりんのクロマギ日記

自分なりのクロマギデッキ解説などをしたいと思ってます。

エレナ講座

こんにちは、まりんです。

今回はエレナについて書いていこうと思います。エレナと言ってもたくさんあります。例えば傘エレナ、ハイレン傘、傘悪魔、ウェイク悪魔、ウェイク壁、闇鍋、LOなどなどです。

デッキタイプ別にプレイングや構築で意識することはかなり変わります。今回はLOエレナ以外について書いていこうと思います。LOエレナについて書かない理由としては、エレナに限らずLOって言うデッキタイプは僕が嫌いだからです笑。なので、ほとんど使ってこなかったから書けないのです。という事です笑、では早速見ていきましょう!

 

傘エレナ

 

傘エレナと言っても色々なデッキタイプがありますが、まずはハイレンを採用しない、パラソル/光の壁/断罪のギア構成のエレナについてです。

参考レシピ(僕の構築と言うよりは、最もテンプレートに近い構築です、多分!)

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・構築について

テンプレ構築は定まってはいますので、組み方を丁寧にと言うよりは、差し替えなどをする際の参考までに役割事の理想比率について主に書いていきます。

主軸トーク

6〜7(クロノスやハーデスなどの大型トークンは含みません)

ドロシー2、アメン2、シンモラ2、好みでロミア1〜2が一般的です。

メタ、補助カード

3〜7(5くらいが基本的に使いやすいです)

スート変更のヘーラーや、盤面処理力向上のインディゴ、対大型のテュール、墓地メタ要員のハーデス、状態異常+反撃の降三世、回復要員のソロネ、アマテラス、バウンスのプレーナ、飛翔回収のソニアエルなどです。一般的にはヘーラー1〜2、ソニアエル1、テュール1〜2、降三世0〜1、アマテラス0〜1が基本となっています。この枠を増やすとマジック枠が減ることになり、扱いが難しくなります。ハーデスやソロネなどコスト的に重いものを採用した場合は大型枠を1減らすことも視野に入れたりします。その他の候補 蛇骨、カラット、クヴィア、リィ、白竜、ミナーヴァ、閻魔など

大型

3〜4(僕個人としては4枠とることを推奨します)

レーヴェン2+カオホロ2や、カオホロ1サヘラ1、カオホロ1クロノス1などが一般的です。メタ、補助カード枠にも書きましたが、メタ枠でソロネやハーデスなどコスト帯が重くなってしまった場合は3枚に減らす事も視野に入れましょう。

リーサル要因

1〜2

ルシファー 、サクヤ、シヴァドラなどが一般的で、一昔前はサクヤが最も主流でした。ちかみに僕はルシファー が1番好きです。アメンから出てくるラーや、バフを乗せれるクロノス、雑殴りのホロウなど、相手のライフを減らす手段は他にも多彩なため、無理に2枠取る必要はありませんが、ルシファー +サクヤなど2枠とるとリーサル時に安定する事が多いですが、その分序盤、中盤の事故率も上がります。お好みでどうぞ。

マジック枠

2〜5(事故率を考えると最大4だと思いますが、5枠までなら許容範囲です)

2〜4と書こうか悩みましたが、ステルスなどを鉤爪でメタったり、捲りを連打するために5枠採用するのもなしではないです。林檎2はほぼ必須で、+矢、畳、ボレアース、眠りの小槌、鉤爪が一般的です。ボレアース2などもありで、アグロを処しやすくはなりますが、その分しっかりと盤面をとるプレイングが重要になります。困ったら矢2林檎2入れて下さい。最も使いやすいです。

この辺りの枚数を参考に記載してある入れ替え候補など好みで入れて使ってみて下さい。記載してないカードでも使えるカードはあると思いますが、一般的なものは出来るだけ書いたつもりです。

・プレイングについて

構築によって多少異なるかも知れません。なので参考レシピの構築前提で書かせて頂きますのをご了承下さい。構築が変わっても意識する点など、根本的には変わらないと思いますが。

マリガン+初動の動き

先攻時

基本的にはドロシー、シンモラ、ヘーラー、アメンの順の優先度です。対面する相手によってはカオスホロウ、テュール、黄金の林檎、サクヤをキープすると良いと思います。初動としては基本的には1ターン待ちからのドロシーセット、ドロシーのトークンを絡めてシンモラ、アメン、ヘーラーを絡めて2伏せ。スート変更が必要であればヘーラースタートが基本です。カオホロスタートが刺さる対面であればカオホロスタートもありです。相手が後攻初手から伏せてきた場合はアメン、シンモラなどでパラソルと絡めて5点用意する様に置けば基本的にOKですが、対面によって臨機応変に変えて下さい。

後攻時

基本的にはアメン、シンモラ、テュール、ヘーラー、ドロシーの順の優先度です。

対面する相手によっては先攻時と同じように臨機応変にキープして下さい。初動としては相手の伏せカードに合わせてアメン、シンモラ、ヘーラーなどを置いて下さい。

中盤

光の壁を絡めれば相手は顔を殴れないので、相手の伏せカードにこちらが合わせて、相手もそれに合わせて盤面レースを行なっていると思います。意識して欲しい点としては待てるターンを見極めて待つ、です。死亡時トークンや、ドロシーのトークンがあるので毎回カードを捌かなくても、カードがセットされた状態になる時が来ます。その時に1ターンセットせずに待ち、MP有利を獲得します。そこでもし、トークンを捲って処理されたりした場合はレーヴェンを投げて下さい。相手が捲る+カードセットをする余裕はこちらの不利になっていない限りないですので、基本レーヴェンで解決します。もし不利状況に追い込まれた場合は、ドロシー、アメン、シンモラのいずれかをセット→レーヴェンのムーブで基本返せます。あまり良い手段ではありませんが、ヘーラー+アメン(レーヴェンでも)でギア3断罪を狙うのもありっちゃありです。そして、有利状況に持ち込めたらカオスホロウをセットし、光の壁でカオスホロウを守りながらホロウで顔を詰めていきましょう。ホロウは1回でも殴れるとアドですが、2回以上殴れて初めて真価を発揮します。

終盤

カオホロ雑殴り、ラーパンチである程度ライフを減らしつつ盤面を取れたら、後はサクヤ林檎(飛翔)をするだけの簡単なお仕事です。進化後ラーが生きていれば、進化後ラーでリーサルを取ることもよくあります。

立ち回り簡易まとめ

トークンでMP差を繋げながら盤面レース→相手が無理して盤面を取ろうとしてきたら不利になる前にレーヴェン→盤面に余裕ができ、MP差が出来たらカオスホロウ、ラーで雑殴り→リーサルを組み立てる

 

ハイレン傘

 

雨宮式と呼ばれたりもしている、ハイレンを採用した傘エレナです。ギア構成は傘エレナと同じパラソル/光の壁/断罪です。おそらく現環境のエレナで最も強いデッキタイプです。

傘エレナとの違い

ハイレンを採用しない傘エレナとはコンセプト、立ち回りが全く異なります。大きな違いはドロシーの有無。それだけ?と思うかも知れませんが、ドロシーはアグロ以外のデッキなら9割入ってると言っても過言ではありません。展開力の高さから基本的にどんなデッキタイプでも入れるだけで安定感が増します。ギアに絡んでるのにそのドロシーを抜くと言うことは安定感が少し欠けるのは事実として知っておくと良いでしょう。なぜドロシーが無くても成り立つのか?それはアメン、シンモラの存在です。ドロシーが無くてもこの2枚があれば充分な盤面レースをする事が可能で、さらにアメン、シンモラ、最も強い動きはカオスホロウやサンタヘラなどのパワーカードを蘇生して使い回すと言う明らかに理不尽なムーブが強さの要因です。傘エレナの安定感はトップクラスで、それにはほんの少し劣りますが、非常に高い安定感+他デッキに追随を許さないカードパワーが強さの要因です。

参考レシピ(雨宮さんが公開した構築を使用しています)

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・構築について

テンプレ構築の完成度が高いので、差し替える余地はほとんどありませんが、何に対して強くしたいか?によって変えれる部分はありますので、入れ替え候補をいくつか上げ、採用理由などを書いていきます(作った本人じゃないですが)。

採用理由

ソニアエル

ハイレン素起きはかなりリスキーですので、強制サモンしてLを蘇生するのが基本となりますので、実質林檎のソニエルは2必須。

アメン、シンモラ

最低限のトークンがないと下振れた時に全く戦えません。主軸が弱くなると安定感が落ちます、そのため2必須。

ハイレン

L蘇生の化け物、2必須

ルシファー、サクヤ

リーサル要因。アグロなどが多く、スピードゲームを求められる事が多いため、2枚採用する事でリーサルプランを豊富にしている。どちらかは必須。

ソロネ

対アグロへ強いカード。状態異常無効挑発で回復要因。ハイレンで釣ってきても強い。アグロとやり合うならほぼ必須

レーヴェン

緊急時の対応。1は必須、好みで2枚目も。

カオスホロウ

スート変更+雑殴り要因、スピードゲームを求められやすい現環境で守りと攻めを両立できるカード。ハイレンでカオホロを釣るのが最も強い。2必須。

サンタヘラ

相手の盤面を全てノエルに変える高スタッツのとにかく強いパワカ。盤面を返す事ができるので、こいつがいるおかげでレーヴェン1枚で成り立っている。レーヴェンよりスタッツは高いため、ハイレンで釣って来た時レーヴェンより基本的に強い。1ほぼ必須だが、レーヴェン2にする場合はおそらく抜いても良い

ハイレン強制サモンで相手クリーチャーを撃破する際に矢もセットで使う事も割とある。盤面を返せる幅が広がるため1必須、2推奨

林檎

2必須

眠りの小槌

ラー小槌林檎、ルシ林檎小槌林檎(MP14必要)など、リーサルの幅を大幅に広げる。大型を使い回すのにも使える。劣勢時にレーヴェン小槌以外使い道がなく腐る可能性もあり、なにより使い方の難しいカードなので1推奨。

抜くとしたら

サクヤ、サンタヘラ、ソロネ、眠りの小槌、矢(1本はほぼ必須)の5種です。

入れるとしたら

ヘーラー

マリウス対面により強く出れる、個人的には入れても1。

テュール

先に大型を置かれるとサンタヘラ以外対応出来ないですが、テュール1枚入れる事でかなり強く出れます。ハイレン傘ミラーだとほぼ必須です。

畳返し、ボレアース

捲りが少なくて心配な方どうぞ。

降三世

あまりおすすめはしませんが、雑に強い。状態異常無効もあるため、暗殺レオやエキドナで石化して攻めてくる相手に強く出れる。

対面メタなどでその他にも入れれるカードもあるかも知れませんが、主にこんな感じだと思います。

・プレイングについて

マリガンと初動

先攻時

理想ムーブとしては1ターン待ちカオホロ雑殴り→ソニアエル、ハイレン飛翔カオホロ蘇生ハイレンに光の壁です。後攻でも相手が先に動いてこない場合は同じムーブをして大丈夫です。

手札にハイレンやソニエルがなくても、カオホロがあるなら初動はカオホロです。その後は相手のセットに合わせて、シンモラ、アメン、ソニエルなどを合わせて行くのが基本となります。

カオホロがなければ後起きサヘラや、普通の傘のようにアメン、シンモラ、ソニエルのいずれかの後起き、シンモラの場合は先置きしてもそこまで損はしません。

後攻時

基本的にはサヘラを刺すか、普通の傘と同じようにアメン、シンモラなどで返していく感じで問題ありません。相手がドロシーのように無理に処理する必要のないクリーチャーの場合は後攻2ターン目にカオホロを起いて顔を殴り、そっから相手のセットに合わせて返していくのもありです。

マリガン

無理にカオホロやハイレン、ソニエルを狙いすぎると下振れる可能性もあるので、アメンやシンモラがある場合は無理に返さず1枚はキープすることをおすすめします。最低限動けるを意識しつつ、欲しいカードを狙って不要なカードを返す意識で。アグロ対面などはルシファーや林檎、ソロネなどをキープするのもありです(ルシと林檎2枚キープで残り返すなどは下振れる確率も高く、リスキーではあります)

中盤〜終盤

初動で理想ムーブをでき、カオホロで顔を殴り続けると勝ち確定レベルの盤面、MPだと思います。常にどーすればリーサルを取れるか、次のリーサルに繋がるには、を考えて立ち回って下さい。手札にもよりますが、ルシファー、サクヤ、小槌、林檎などがあればリーサルはすぐそばでしょう。

初動で理想ムーブを出来なければトークンと大型の物量で盤面レースに付き合ってあげ、ハイレンで一気に巻き返したり、差をつけたりしましょう。初動で置かないカオホロは2回は殴れる置き方をすると強いです。余裕があるなら雑殴りを入れるのもありです。常にリーサルを取るって事を意識して下さい。

強い動き

ラー小槌林檎

15/13/11

ルシ林檎小槌林檎 必要MP14

ルシ小槌林檎

16/12/8

サクヤ小槌林檎 盤面にも飛ぶことを忘れずに

20/18/16

レーヴェン小槌

ハイレン林檎蘇生光の壁 必要MP9

これが最も強い動きです、可能であればハイレン林檎蘇生だけではなく、光の壁もセットで使えるようにMPを管理しましょう。光の壁でカオホロを守りながら殴るのが最強ムーブです。

いくつかの強い動き、必要MPなどを記載しておいたので、このデッキをほとんど使った事がないよ!って方は覚えておくと便利だと思います。

 

悪魔エレナ(ウェイク)

 

ギア構成としてはウェイクアップ/闇のヴェール/悪魔の微笑みのスタンダードな悪魔エレナについてです。ハクエレナ、悪魔偽装LO、ドラゴンエレナ、闇鍋など同じギアのデッキは多くありますが、それらに関しては別のデッキタイプとして後ほど紹介します(悪魔偽装LOは紹介しません)

参考レシピ(チリさんの構築です)

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・構築について

悪魔エレナは色々な方が構築を出していて、使用者もそこまで多くないため、これがテンプレ!と言う構築は傘エレナ(ハイレン傘も含む)ほど定まってはいません。色々な方の構築を確認し、個人的に最も完成度が高く、結果を残しているチリさんの構築をここではテンプレとさせてもらいます。悪魔エレナの土台+必要な役割を解説し、構築をいじる際の目安を書いていきます。

必須カード

シトリー2、アメン2、レーヴェン2、インディゴ、半蔵、ルシファー 、林檎、矢

盤面処理能力を重視したいのであればインディゴや半蔵を各2、リーサルを意識したいならルシファー2です。

お好みカード

スカーレット、ロキ、エキドナ、エリス、サタンヴォイド、牛魔王、ハーデス、サンタヘラ、マッハ、ミザリィ、ボレアースの突風

どの部分を強化したいかによって色々採用してみて下さい。どこかを強くすれば必ずどこかで穴が出る、これを忘れずに

対アグロカード

ロミア、ネビロス、ソロネ、グリフォン、圧縮可能なアザゼルゴエティア、聖夜

ロミアは展開力もあるので特におすすめですが、打点3ヘルス3のスタッツの低さから若干シトリーやドロシーなど似た役割のクリーチャーに劣る点が気になるため、必須カードには入れませんでした。

・プレイングについて

マリガンと初動〜中盤

マリガンではシトリー、ロミア、アメン、半蔵、インディゴを確保しにいきます。アグロ相手の場合はネビロス、ルシファー 、林檎などをキープするのもありです。先置きをする場合は基本的にロミア、シトリーも許容範囲ですが、6コスを囮に使うのは少し重く、あまり強い動きではないことを覚えておいて下さい。ギアで打点が出ないですので、相手のセットを全て処理する返しができない場合もあります。その場合は焦らずにステルスを貼りながら、こいつは最低限処理、あいつは後回ししてもOKと優先順位を決めて処理をし、半蔵やインディゴのヘラの狂気を絡めて2ターンにかけて最終的な盤面全部処理するなどしていきましょう。どうしても処理が追いつかなくなった場合はレーヴェンがあります。レーヴェンステルスは相手からすると絶対嫌なので、基本的には盤面を制圧される前にレーヴェン投げて、レーヴェンステルスをしましょう。盤面を一度取れたらウェイクアップがあるので、かなり強くでれます。死亡時トークン(アメンなど)にはスカーレットの魔女魔法が刺さったら、進化後ロキにステルスを貼るだけで相手からするとリーサルが近いからやばい!って感じで無理な動きを強いたりする事が出来る事も覚えておきましょう。

終盤

ギアでステルスメタをできる能力者を除けばステルスを貼り続けると最初は剥がされても、ステルスメタのリソースはそのうち切れます。MPと盤面優位を取り、ルシファー林檎ギア3でリーサルを決めましょう。ロキやエキドナを絡めるとほぼワンショット可能ですが、そいつらを絡まない場合はワンショットは不可能なので、ラーパンチで削るや、ルシ素起きからルシ林檎などでリーサルを狙います。エキドナを絡める際は絶対通る!ってタイミングで置いて下さい。いけるっしょ!って雑なノリで置くと2面処理されて、エキドナがポツンって残る地獄絵図になります。そーなると相当きついです。

意識すべきこと

雑ウェイク禁止。ウェイクアップは4コスト使います。煽動のように気軽に使って、あ、めくり損となるとMPが枯渇して、一気に返される可能性もあります。使うタイミングは注意して下さい。アグロの場合は使う頻度はかなり高くなりますが、基本的にウェイクは1〜3回しか使いません。一方的な試合で、ひたすらウェイクでリーサルパーツが揃うのを待ってる状態ならもっと使うことになりますが。後はステルスをひたすら貼りながら盤面をとっていくって事です。

 

傘悪魔

 

悪魔エレナと言えばウェイクアップ、これが主流でしたが、ギアで打点が出ないのがネックでした(その分いつでも捲れるのはでかいですが)。その中でハートクリーチャーがめちゃくちゃ強いので、ギアをパラソルにしても行けるんじゃね?と言う事で出来上がったのがパラソル/闇のヴェール/悪魔の微笑みの傘悪魔エレナです。悪魔エレナプロはウェイクじゃないと安心出来ない、傘エレナ(ハイレン傘)の方が強いということで、全く流行りませんでした笑。悪魔エレナ自体があまり流行ってませんでしたが。流行っていなかったですが、使ってみるとかなり強いデッキですので是非使ってみて下さい!

参考レシピ(とまさんが公開したやつをマジック枚数を少し減らし、ほんの少し変えました)

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・構築について

テンプレって言うテンプレが存在しないため、組み方が分からないって方も多いと思います。入れ替え候補やどう組んでいけばいいか、などを解説します。その前に前提として、このデッキはコントロールではなくアグレッシブなミッドレンジだと言うことを頭に入れてください。ウェイクで捲ることも出来ず、光の壁で挑発も貼れないため、粘って粘って倒すことは難しいです。ステルスを貼りながら顔、盤面を取るべき時は取る。ハートオメガに近い立ち位置だと考えて頂ければいいです。

殴り切るプランを意識して構築する

盤面をとってギア3を狙う試合もありますが、盤面レースは最低限で顔詰め、ギア3を発動せずリーサルを取る試合も多々あります。これを意識して初動、中盤、終盤を考え構築して下さい。

初動

ロミア先起き(後起きも強い)、2伏で顔が動きとして最も強いためロミア2は必須。ロミアの後続としてはパラソル、ステルスどちらの択もとれるのがベストです。ステルスの択をとっても処理される事を考えるとアメンが非常に強い、ラーパンチも強いためアメン2確定。マリウスなどのアグロに弱いため、メタ兼初動の動きとして使えるカオスホロウなどもありです。その他としてシトリースタートもありです。

中盤

ステルスを駆使しながら盤面優位を保ちつつ、殴れる時に殴るって動きが理想です。中盤に置きやすいカードとしてギアに絡むインプを踏み倒せて、なおかつトークン対策にもなるスカーレット、相手盤面を気にせず殴りたいのでエキドナ、場持ちの良いシンモラ、MP差をつけたり、相手がレーヴェン投げてきそうな時に2コストで返せるフレミン、盤面処理しながら顔を殴れるプレーナと、攻め、メタをカードで行うのではなく、動きの中に上手く取り入れれるかが重要です。

終盤

ルシ林檎、もしくはルシ素置きでリーサルを狙います。リーサル要因はルシファーのみで充分でしょう。

マジック枠、補助ウェポン

この枠はメインの動きのサポートとして採用する枠です。盤面不利になりそうな時にもっと必要なカードがレーヴェンです。レーヴェンがないとやってられないってレベルでしょう。アグロへのカウンターを決めやすくするため、圧縮するのも1つの手です。アザゼルゴエティアあたりは非常ににおすすめです。マジックは矢、林檎、畳、ボレアース、眠りの小槌などがおすすめです。ギアで捲れないため、不安な方は捲りを多用すると良いでしょう。

プレイングについてはデッキを組む時に流れと一緒に組み込む解説を読めば捕まると思いますし、同じ内容を書くことになってしまうので割愛させてもらいます。

 

ウェイクエレナ

 

ウェイクアップ/光の壁/断罪のギア構成のエレナについて書いていきます。このギア構成は闇鍋エレナやLOエレナでもよく使われますが、今回はスタンダードなウェイクエレナについてです。

参考レシピ(テンプレが分からなかったので僕が作りました)

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・構築について

パラソルエレナとあまり変わりませんので改めて解説する必要性はあまりないです。パラソルの参考レシピに入っていなくて、ウェイクに入っているカードが蛇骨やインディゴです。パラソルにこの2体を入れることは可能ですが、必須クラスではありません。ウェイクの場合はギアで打点が出ないため、盤面除去カードが必須と言う点です。その分いつでも捲れるため、捲り札は林檎1程度で充分です。初見殺しって意味でボレアースの突風を採用して尖らせるのも強いですが、ボレアースの突風は盤面をとった後にしか使えないため、最初はスタンダードな構築で盤面を上手く取れる練習をすることをおすすめします。構築の仕方はパラソルエレナの部分で書いたことを参考にして下さい。後は捲りを減らし、盤面除去力を上げれば問題ありません。

・プレイングについて

こちらも基本的にはパラソルエレナと変わりません。ですが、パラソルがない分後起きでの除去がしんどいです。そのため悪魔エレナのように除去の優先順位をきめ、残りは2ターンかけて全体除去を絡めて盤面を取るなどのプレイングが必要ですので、その点を意識して下さい。後は雑ウェイクも禁止です。雑なウェイクの仕方をするとこちらがカツカツになったりします。その点を意識すれば基本的なパラソルエレナと変わりませんので、説明は割愛します。

 

ドラゴンエレナ

 

エレナのギアにドラゴンが絡むものは一切ありません。カードプールが薄かった昔、ドラゴンのパワカを5回復とウェイクでまとめたら強いと言うことで出来たデッキタイプらしいです(僕はその頃やってないので聞いた話ですが)。今の環境だと悪魔/ドラゴンで強いクリーチャーいるので、高スタッツなドラゴンをウェイクでまとめ、毎回ではないですがステルスも貼れるという事でそこそこ戦えますので書いていきます。昔はランプが主流だったようですが、今回の参考レシピはMPブーストのサツキは入れておりません。

参考レシピ(テンプレないのでチリさんの構築を参考に組みました)

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・構築について

高スタッツの強いドラゴンを突っ込んでウェイクでまとめて下さい、以上、で終わりたいくらい書くことはありません笑。ちゃんと書きますが。

必須カード

エナ、チュアン、ベリアル、ヴァイス、ソニアエル、エナからのヴォイスの盤面除去能力の高さや、高スタッツにステルスを貼ると強いチュアン、ステルス要因+竜の咆哮がリーサルとしても使えるベリアル、飛翔回収出来るソニアエルの5体は必須です。イルシックス、ゲントクは必須レベルかは怪しいですが、高スタッツ代表みたいなキャラですので採用しない理由はないと思います。

補助カード

圧縮してチュアンのスタッツを上げる動きは非常に強いのでヨグソトース、チュアンと横にいてめっちゃ強いラジョア、回復用のソロネ、1枚は欲しい林檎あたりを入れると良いです。マジック枠は出来るだけ減らした方が良いので林檎1が安定かなと思います。盤面を返す手段が欲しいと感じたらヤマタノオロチ、レーヴェン、その他としてはMPブーストのサツキを入れるのもありです。

リーサルカード

シトリーからのチュアンやベリアルなどを置き、ルシファー林檎ギア3をリーサルプランとして搭載しています。高スタッツで盤面をとった後顔を殴って倒し切るってことも可能ですが、長引いたことを考え、何かしらのリーサルプランを用意しておくことをおすすめします。ギア3を使わないエンドラなども非常に強いのでありです(墓地燃やされたら知りません)。

・プレイングについて

マリガンと初動

イルシックス、ゲントク、エナ、ヴァイス、ソニアエルなどを基本的には狙うと良いです。初動は基本後起きで盤面を取っていくか、先置きならエナかソニアエルが良いです。対面によってはいきなりイルシックスを置いて顔面を殴るなども視野に入れましょう。ギアで打点のでない相手から先攻初手イルシックスは処理しきれない可能性も高いです。

中盤〜終盤

エナから出てくるマイネやドラゴンの高スタッツで圧倒しながら盤面を取っていきましょう。ヨグソトースの圧縮からのチュアン、それと同時に悪魔をセットしてチュアンにステルスなどを貼れると強いです。マナカーブは比較的軽いため普通に盤面レースをしていくとMPに余裕は出来ると思います、盤面が取られそうになったら飛翔などを活用して盤面を取って行く手もありです。余裕ができたら顔を殴っていってOKです。シトリーとルシファーは基本的には温存し、シトリーからのレディ+悪魔ドラゴン、次のターンにルシ林檎(飛翔)ギア3を狙えばある程度の瞬間火力が出るので、悪魔タイプのカードを全て使わないようにしましょう。ステルスを貼れない時に悪魔のカードを出すのは基本的に勿体ないですので、どのカードを温存してどのカードを切るべきかを慎重に考え、悪魔スートの持ったドラゴンは2伏などでステルスを貼れる時に置いていきましょう。

 

闇鍋エレナ

 

エレナの解説はこちらで最後となります。闇鍋エレナと一言で言っても、種類が多すぎて何を書けばいいか困りました。プレイングについては構築によって全く違うので、書かないことにします。闇鍋エレナ作れない...って思ってる方が多いんじゃないかなーと思いますので、構築の作り方について丁寧に書いていきます。

・構築について

メインウェポンを決める

まずはメインウェポンを決めましょう。他のデッキの場合、例えばオーラガメイラですとオーラを継続したいからスペード/龍持ちのイルシックス、ドラゴンソード...のようにギアに絡めて構築していくのが基本です。ですが、闇鍋エレナの場合ギアは基本的に関係ありません。一部悪魔を入れて、試合で1.2回ステルス貼ることがあったり、光の壁を1.2回使って挑発を作るなどはあるかもですが。なのでまずは何を使いたいかを決める必要があります。ただ難しく考える必要はありませんし、トリッキーなコンボを無理に入れる必要性もありません(入れたら楽しいのでやってみることをおすすめするけどね!)。カードを色々見て下さい、割と強いカードが沢山あります。例えばミネルヴァ、基本的にコストが重くて使われてませんが、エレナの5回復なら扱えますので精霊軸で組むのもよし、シエルなどの人型軸で組むのも良しです。とにかく好きなカードを選んでください。最も重要なのはエレナじゃなくて良くね?は一旦なしです。やって見た結果エレナじゃなくて良かったなら良いですが、エレナじゃなくて良くね?って固定概念を捨てて組んで行った結果他の能力者では出来ないガチで強い闇鍋エレナが組めたりとします。

補助カードを入れる

メインウェポンが決まったら、それを活かす必要があります。このカードを使ってデッキを回すためには何が必要か?を考えます。レイランやハクなどの場合はイデアルや、自然にレベル2を作れる状態などが必要ですし、テオールなら踏み倒し対象が必要です(踏み倒し対象はメインウェポンに入るかも?笑)し、エナならマイナを活かすためドラゴン(最低4体くらいいればいいかな?)が必要です。メインウェポンを活かし、動きを作れるカード+そのデッキに足りないものを補う。例えば盤面除去が足りないからインディゴなどです。メインウェポンによってはスートをある程度統一する事もありますが、その必要がない場合はスート関係なく足りない要素を補えることです。それが最大のメリットなので、何が足りないか、何に勝てないか、を把握し、そのためにこのカードを採用していけばOKです。採用理由が明確であれば基本的に強いデッキが出来ます。

よく採用されるカード

とりあえず横に広げるドロシー、ロミア、盤面除去のインディゴや蛇骨やロズエル、トークンなどもメタれる万能メタのプレーナ、アグロがきついのでとりあえずソロネ、リーサルのルシファーやサクヤ、スート変更はやっぱり強いカオスホロウ、ヘーラー、盤面崩しのレーヴェン、洪水、デッキ回復の閻魔、対大型のテュール、コンボデッキならパーツを集めたいため圧縮。

僕の闇鍋エレナを作る思考回路

1つの闇鍋エレナを例にし、何をどー考えて構築したかを解説していきます。1例ですが、参考になれば幸いです。

とりあえずレシピ

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メインウェポン

ハクタラリアをやりたいなーって思いました。ハクタラリアでリーサルを取る以外に、ハクにステルスはってとりあえず殴っておけば勝てるって事もあるためギアは闇のヴェールにしました。ならギア3は微笑みで悪魔偽装すれば良いか!と言う事で微笑みですが、使うことはないです。

補助カード

盤面除去のインディゴ、トークンで挑発出せる(しかも悪魔だし)ロミアは確定かなーって感じだと思います。後はアグロが非常にしんどいため、タラリアも回収出来て、大型挑発を貼れるイズイズを採用しました。そのおかげで直入れタラリアが不要になり1枠空きました。盤面の返す手段として、ハクを着地させるためにはレベル2が必要という事で、自分の盤面は犠牲にせずにしっかりと取る必要があります。そのため洪水ではなくレーヴェンを採用。インディゴやロミアのトークンで悪魔も何気にいるからレーヴェンステルスとか出来たら強いですし。後はトークンの物量で勝てないため、ウェイクで捲ってトークンだったらプレーナでさよなら!って出来るのでプレーナ、雑に横に広げて強いドロシー(本当は2枚欲しかった)。レベル2どーやって作ろうって考えた際に、サモンしたら役割を終えるドロシーやロミアに重ねればいっか!って思って入れたのもあります。ドロシーやロミアに重ねて強いキャラと言えば、ドルクがめっちゃ強いし、進化してから撃破したらレベル2にもなるし、めっちゃ強いやん!しかもこのギアの3コスならヴェロア読みはされえも、ドルク読みはされないだろうし、基本通るっしょって事でドルクを採用。後はギアに絡んむし、リーサル力向上に使えて、踏み倒しの最強カードのアメンを採用しました。マジックは矢2本はギアで打点でないから必須?ってほどじゃないですが、あれば超便利なので採用、踏み倒し対策になる魔女魔法(このカードかなり好きだから入れたってのもある)、レベル3の4コストは読まれる可能性と考え、レベル2ハクを作り(ラクシュミーとか出てない限りまず読まれない)、そっから進化させるためうちでの小槌を1枚採用しました。

僕の思考回路はこんな感じです。ギアにある程度絡ませる、全く絡ませないの差はありますが、闇鍋エレナを組む際に必要なメインウェポンとそれを活かす補助カードの選定の仕方はよくわかる思います。読まれないから通るっしょ!ってノリも必要です(闇鍋は基本的確に捲られると弱い)。後はギア2を使わない偽装でも、使えそうなら使うって選択肢も入れると強いです。このハクエレナはレシピを見ただけだと???となるかもしれませんが、採用理由を聞くと明確なのが分かってもらえたと思います。こんな感じでなんでこのカードを採用するか?を考えて構築していくことが重要です。ちなみにあの構築でランクマトロフィーとってます。闇鍋は初見殺しですが、しっかりと戦えるデッキタイプですので是非組んで使って見て下さい。

最後に

エレナ使いの端くれではありますが、僕のエレナの知識を全て書き上げたつもりです。なんかエレナが上手く使えないって方に少しでも参考になればと思います。分からないことや困ったことがあればいつでもDMなどで質問しに来てください。こんなになが〜い記事を最後までお読み頂きありがとうございました。